まだむたん(サンゾロ)


 縺れた脚に倣った体は、重力に従順だった。
 重い音が二度響く。一度は己、一度は相手。
 あァ情けねェと、眼を閉じた。




熱と寒さと欲望と。




 冬海域の冬島周辺、気候は冬。近年稀にみる大寒波の夜。極寒も極寒、これだけ寒いことを強調している現状が、どれ程なのかお察しして頂きたい。そんなとてつもなく寒い海を、ぼやんとした火が揺らめいている。真っ暗闇の波間に浮かぶ一つの灯りは、船首を獅子と認めた、一艘の海賊船。

 昔に比べ随分と広くなったキッチンで響く音は二つ。一つはゾロが、二つ目はサンジが。仄かに橙色をした小さな明かりは外に漏れてはいない。波間に漂うあの火は、少し上の方で仲間が灯す見張り台の火。再度言おう、キッチンの、二人を照らす僅かな明かりは外に漏れてはいないのだ。二人がここで向かい合っていることなど誰も知らない。否、ゾロが下敷きで、馬乗りのサンジが憎たらしくほくそ笑んでいることなど、誰も知らない。
「抵抗しねェな」
「──…うるせェ」
 掠れた声が自身の耳に届いた。体中が軋む。この海域に突入し、徐々に寒くなっていく数日の経過の中、ナミとサンジとロビンとウソップが風邪を引いた。風邪という病気ではあるが、気候に見合った人間の体の正常な働きと言えるのかもしれない、風邪を引かなかった面子を考えれば酷く自然と。幸い、チョッパーの薬が効き、四人とも早いうちに風邪菌を退散させて今日に至る、のだが。一名、遅れて不調を訴えた男がいた。他でもない、ゾロだ。残りの面子より多少人間らしい体の機能を携えていたことは証明されたが、久しぶりの体調不良に本人は酷く参っていた。事実、余りの怠さで目の前の男を押しのけることを諦めた程。
「たまにゃァ悪くねーか」
 サンジの声がどこか遠くに聞こえた。理解しかねて頭を上げるとすぐ目の前にあの憎らしい笑み。反論を試みて開いた口は、恰好の獲物とばかりに相手の口内に吸い寄せられる。熱の所為で湿温の増した吐息が互いの唇の隙間から零れ落ちた。同時に、小さな吃音も。
「……ッ…」
「ゾロ」
 一度、名を呼ばれて再度口づけ。苦しさの余り眉根を顰めて示す嫌悪も、途切れて落ちる嬌声が効果を無効にする。サンジの手はゆっくりとゾロの上を滑り、そのカタチを堪能した。憎らしいと思っていた笑みが満足げに変わるのを見て、ゾロは小さく息を漏らす。熱ィ、漏らした息の隙間に言葉を挟んだ。
「上がった熱は軽く運動して汗と一緒に流せって知ってっか」
「……エロガッパが…」
「あー…陳腐な台詞だったな、悪かった」
 悪かったよと囁き混じりに湿った口づけ。険しく見える表情も、その唇を拒まない。怠いからなのか、諦めなのか、それとも受け入れたのか。ゾロの髪に掌を添えたサンジは、緩く優しく撫でつける。対峙する、体調の悪い最愛の人へ、欲望と相まった気持ちを伝える言葉を、ひとつひとつ探した。
「なァ」
「………?」
「おれ寒ィから、熱ィてめェン中に挿入れてンだけど」
「っ、」
 ひとつひとつを探した結果そうなって、体を滑る手が床と相手の臀部を割り、自身の欲を満たす場所へと届く。クソコック、喉に熱と唾液が張り付いて言葉にならなかった。代わりに出たのは互いの熱を煽るような、低い吐息。深い笑みを落としたサンジに違うと伝えることができないまま、何度目か、また僅かに開いた口唇を、甘く舐めとられた。






マダムにお誕生日(一日遅れ)
数日前にサゾの話をしたのでちょっと頑張ったけど、サンジがあれあれ??

頭を撫でるゾロサン

ピントはずれの時間



 乾いた音が響いた。サンジは胸の辺りで両手を上げて、訝しげにこちらを見るゾロに眉を顰める。フランキーの放置した角材に腰かけたゾロの目の位置は、サンジよりだいぶ下にあり、こちらを見上げてのその表情は凶悪さが一層増していた。
 ゾロとサンジは仲が悪い。傍目から見た二人はまさに犬猿。それは誰に聞いても十中八九明らかな事実。残りの一から二は、能天気な船長の目にだけ「あいつら仲いいじゃねーか」と言えるくらいに映っているというもの。口を開けば啀み合う。そんな二人のどこが仲良く見えたかなんて、船長にしかわからないことなのである。大半は二人を“水と油”扱いした。
 しかし実際のところ、サンジはそんなにゾロを嫌ってはいない。仲間として云々ももちろんあるが、人生の重きを色恋としたとき、ゾロはまだまだ赤子のようなものだとサンジは思っているからである。なるほどストイックさが全面に押し出されているあの剣士は色恋に免疫なんてなく、いつか突然あいつが誰かに恋した日には、自分が味方になって手ほどきしてやんなきゃなんねェと思うくらいには、サンジはゾロに対して好意を持っている。ひどく単純ではあるが、一種の兄貴風のようなものだ。
 さて、ここで冒頭に戻る。こちらを見上げる凶悪な相貌に、サンジはハテナマークを浮かべた。ぴりぴりと擦れた痛みを右手の甲に感じ、いつものような罵倒が口から出かかる。それを止めたのは、数時間前のウソップとフランキーの会話だった。


“相手がナミじゃ、ゾロも諦めるしかねーよな”
“あァ、まァ仕方ねェだろ”
“バカだよな。何も仲間じゃなくたってよぉ”
“言ってやるな。惚れるってェなァそーいうことだ”


 察するに、ウソップにバカ呼ばわりされているゾロは、あの女神のようなナミさんに恋をしている。しかし二人の会話の温度から言って、ナミさんにその気はなく、ゾロがフラれる可能性を示唆していた。いや、もうすでにフラれていたからあんな会話だったのかもしれない。サンジの結論はそれに行き着き、途端、恋愛のレの字も知らなそうなあの緑藻植物が可哀想になってきた。あぁわかるぜ。おれも何度ナミさんに恋したか知れねェ。高嶺の花だなんてこたァ百も承知だ。だが男なら、一度は彼女に恋せずにはいられない。ゾロに対する大きな同情心と、あいつも人並みの感情を持っているんだというわけのわからない安堵感がサンジの胸を覆う。そしてそれが、この手の痛みを引き起こした。
「なんだてめェ」
 相変わらず凶悪である。それにプラスされ、多少の驚きはあるものの地の底から聞こえるような怒気。サンジは一歩後ずさるが、何のために行動を起こしたのかと己を奮い立てて、ゾロとの対峙を試みた。
「てめェの気持ちは良くわかる。だからこそだ」
「あ?」
「喋るなマリモ。もういい。てめェは十分頑張った」
 サンジの精一杯の優しさだった。ゾロの前に手を翳し、おまえはもう何も言うなと促す。そして一寸前に手を叩かれる原因となった行動をもう一度。ゾロの頭をさくりと撫で、ついでに言うならグッと肩を抱いてやった。それに対するゾロの反射もやはり見事な物で、先ほど同様やめさせるべく手が出る。だがサンジは今度こそその手を躱し、ゾロの頭を撫でることをやめない。
「てめ、」
「黙ってろって言ってんだろ」
 いやに真摯なサンジの表情に、ゾロは喉を詰まらせた。僅かに口を開けたまま硬直しているようにも見える。大人しくなったゾロの頭を、サンジはぐりぐりと強く撫でた。


「なにやってんの、あれ」
 甲板の端っこで繰り広げられる見るに堪えない光景に、ナミの表情は曇る。先ほどからその場に居さえすれ、視界に入れることを拒んでいたウソップに声をかけた。
「ねぇ」
「知らねェ」
「どうしたのあれ。なんなのあれ」
「知らねェって言ってんだろ」
 ウソップの視線は己の手元の釣竿に吸い寄せられている。後方にいるゾロとサンジどころか、ナミのことも見ていない。チラリとでも振り返ることを拒否しているのだろう。ナミのため息と、ぶつぶつ不満を漏らす声が耳に入ろうとも。
「台無しじゃない。計画全部」
 微かだが舌打ちが聞こえた。諦めたようにその場を去っていく足音に、ピンと正されたウソップの背筋が緩む。ひどく厄介な場面に居合わせた。ナミの機嫌は今朝に比べて急降下だろう。せっかくのおもちゃが、自分の意図しないところでおもちゃ箱に戻ってしまったのだから。朝食前の甲板で交わされていたゾロとナミの会話を思い出して、ウソップは一度だけ、背後の二人を振り返る。


“あんた、サンジくんばっか見てるわね”
“‥‥‥‥‥”
“黙ってるってことは図星?”


 今ゾロの頭を撫でているサンジは一体何を考えているのか。満足そうに微笑んでいたナミと、目を逸らしたゾロの顔が脳裏を過った。





りおさんにお題提供してもらった!
おだい:ゾロの頭なでなでするサンジ

居酒屋のゾロサン


 冷酒の中瓶の地酒は、升に乗せた一合グラスで出す。グラス出し故、頼まれた地酒の種類を確認してもらう意味を含め客の目の前で一升瓶からグラスへ注ぐのがうちの店のやり方だ。


「いらっしゃいませー」
 今日も繁盛。忙しいと体は疲れの信号を出してくるが、心には十分な栄養。普段は厨房での調理を担当してるおれだけど、ホールのバイトが少なくて駆り出された。おれの横を忙しそうにすり抜けたコビーは両手に中ジョッキを二つずつ。
「あ、サンジさんっ」
「あ?」
「六番テーブルに新規三名様で、生二つに加賀鳶一つです」
「おう。了解」
 小皿に箸、おしぼり。三人分のお通し。酒用の升とグラスを手際良く木の盆に乗せてから、冷やしたジョッキを取り出して生ビールを二つ作る。泡と液体の配合も美味そうに見せるテクニックの一つ。料理は視覚にも気を配れ、昔ジジィに叩き込まれた言葉だ。良い具合に格好のついた生ビールを二つ乗せ、奥にあるドリンク用の冷蔵庫から加賀鳶(日本酒)の一升瓶を取り出す。更に重さを増した盆を持ち上げ、教えられた六番卓へと急いだ。
「いらっしゃいませ」
 そこには男三人。何だレディはいねーのかと思っても顔には出さないのが接客業のプロフェッショナル。本職は調理師じゃねーかってツッコミは却下。
 たまにいる、男だらけで飲みに来てナンパ目的で従業員のレディに声かけるタチの悪い客。しかしどうやら、今回は違うらしい。中の一人は腹減ったとか喚いてやがるし。
「こちらお通しになります」
 箸だの何だのをそれぞれの前に並べてやって、生ビールに手を掛ける。ガキっぽく腹減ったと繰り返す男に長い鼻のこまめな男。それと、一人無口なオヤジくせぇ野郎。おれの予想からいって、生は前者二人だろう。残念、実は一番ガキっぽいやつが辛口日本酒──‥なんつー展開はなさそうだ。
「生、こちらでよろしいですか?」
「おう、どーも。おらルフィ、ってもうカラじゃねェか!」
「だってよぉ〜、腹減ったんだもんよぉ〜」
 お通しの豆腐餡かけを早々に平らげたそいつは、おれを見ると満面の笑みで注文いいかと聞いてきた。邪気のないその顔に思わず頷きそうになるものの、まだ最後の一仕事が残ってる。
「少々お待ち下さい」
 このオヤジくせぇ男におれ様自ら酌してやんなきゃなんねーんだよ。
 赤と黒、漆手触りの升の中央に一合グラスを置いた。こちら加賀鳶になりますと、瓶のラベルを見せて相手に確認を促す。あとは少し溢れさせるぐらいに酒を注いでやるだけ。
 注いでやる、
 だけ‥


「………っ、」


 不覚…!


 おいおいおい、冗談じゃねーぞこの野郎。蓋が堅くて取れませんってなどーゆーことだっ。誰だ最後に蓋した奴は、って、‥こんな馬鹿力ジョズしかいねぇ。
「あー‥少々お待ち下さい」
 さっきの台詞を再度口にし瓶だけを持って立ち上がった、途端、
「っ、ぉぁ、」
 何かに引かれカクンとバランスが崩れる。見れば男が瓶底を掴んでこっちを見てた。
「えっと?」
「開けてやるよ」
「あ?」
「開かねーんだろ?貸せ」
「いや、」
「あー兄ちゃん兄ちゃん、こいつ馬鹿力だからよ」
「馬鹿力で馬鹿だぞ、ゾロは」
「うるせーな」
 二人に小馬鹿にされながらもすぐに瓶の蓋を開ける。ポンッといった軽やかな空音に、おれはやつの顔を見た。人が苦戦したそれを軽々こなされて悔しい反面、レディは男のこーゆー動作に弱いんだろうななんて思う。おれでさえちっとばかしときめいちまった。いや、……冗談。
 ほらよ、そう言って渡された瓶を抱え、思い出したように仕事にかかる。瓶口をグラスの縁に押し当て、蓋を開けてもらったのは事実だから規定より少し多めに注ぎ零してやろうとか、朧に考えてた。
「なぁ」
「は?」
「やってやったんだから、多めに零せ」
 濡れた声音、笑った顔があまりにもエロ臭くて、何をだよと思わず叫びそうになった。
 顔が熱いのは、気のせいだ。






ゾロは八海山の本醸とか加賀鳶なんかが好きなんじゃないかなって思った。

たまぎわ派生(ゾロサン)


「やめろって‥!」
「ここだろ」
 下半身丸出しにしてなにやってんだって正直おれも思ってる。でもそんな理性はとっくに駅の向こうくらいまですっ飛んでっちまって、帰って来るのはこの酔いが醒める頃なんだろうな。おれのっていうか、おれとゾロの。
 サッカー見てて、球際って言葉で下ネタに持ってくなんてどこの小学年生だ。酔いが回ればそんなことも関係ないのか。男なんていくつになってもガキなんだから、ナミさんがそんなこと言ってたなァなんて思い出しながら、いや、こんな格好でナミさんを思い浮かべるのはとてつもなく失礼なのに、おれってやつァ。そんなことをぐだぐだ考えてるうちに、ゾロの手がおれのちんこを握った。
「おおおおあああ、なにやってんだ!」
「邪魔だ」
「邪魔だじゃねェよ」
 おれの大切なちんこを握って、逆の手でさわさわと玉に触れる。こいつのゴツくて硬い手に反応を見せることはないが、なんだかくすぐったくて気色が悪い。あぁ、こんな格好ってのは、下半身丸出しの立ち膝でゾロの肩に頭置いてる、男同士でなにやってんだっていう格好だ。見せ付けてるわけじゃなく、密着してるのと酒の勢いもあってかそんなに恥ずかしくはない。おれが露出狂だとか変な趣味があるって理由じゃねェぞ。ただこう、サッカーの解説で球際ナントカからたまぎわが玉際に言葉遊びしたっていう、な、ほんと小学生だぜゾロは。おれもだけど。
 で、だ。たまぎわってどの辺だって話になった経緯がある。
「ほわ、」
「あ?」
「バッカ、てめェ、優しく触んじゃねェよ!」
「注文多いなてめェは」
 どうして欲しいんだと呆れた声で言って、強弱つけて人様のちんこを揉むゾロ。さっきも言ったが男の手なんかじゃ反応しない。しない、はずなんだ、けどな。最後にレディと肌を重ね合わせたのはいつだったかなんて、ちょっと遠い過去をさかのぼってすぐにやめた。結構遠い過去だったからだ。最後に抜いたのはいつだったかってのも考えたがやめた。ゾロまでとは言わないが案外とゴツい自分の手と、自分の意思での吐精だからな。で、そんなことを無駄に考えれば、この状況でおれのちんこが反応示すのも仕方がないんだ。本当は野郎の手なんてもってのほかだけど、今は仕方ないんだ。久しぶりに自分の意思以外なんだ。勘弁してやってくれ。むしろ勘弁してくれ、おれのちんこ。
「おっ勃ててんじゃねェか」
 ゾロって男はひでーくらい世間に無頓着な男で、さっきまで一緒に見てたサッカー中継もほとんど興味がなかった。ルールは愚か、こんなに情報が氾濫してる世の中で誰一人選手を知らないっつーくらいの文明に取り残された憐れな男だ。興味があるのはガキの頃からやってる剣道と、人間の三大欲だけなんだろうな。
 そんなゾロが、やけに悪戯じみた笑みを浮かべておれを見た。嫌な予感ってなァだいたい当たっちまうもんだから、背中に一本冷や汗が伝う。
「いっ、」
 案の定、ゾロはものすげー悪い表情で笑ったまま、おれのちんこをゆっくり上下に擦り始めた。
「てめェ、ゾロ!」
「おぉ」
「おぉじゃねェ!」
「うっるせーな、黙ってろ」
 腰を引いても逆の手で引き寄せられて、クソみてーな馬鹿力に抗うのが難しい。確かにちょっと勃ってるかもしんねェが、気持ちいいっつーより痛い。なんかこう、無理矢理感で潤滑からかけ離れてるような気がしてならない。気持ちいいんだか痛いんだかわかんねェ感触の中で息を飲めば、なんとなく、ゾロはそれを察したらしい。本当に、今日はこいつらしくねェというかなんというか。
「なんか滑るもんねェのか?」
「おまえなァ、やめりゃいいだろ。なんで続けようとすんだよ」
「この際だ、てめェのイク顔が見てェ」
「あァアアアァア??」
 こいつらしくねェとか、そんな問題じゃなかった。予想をはるか天高く超えるその回答におれは暫く言葉を失い、そんなおれを見たゾロはゆっくりひとつ頷いて見せた。そしてぼそりと、舐めりゃいいかなんて恐ろしい言葉を口にする。しかしそれを恐ろしいと思う感情とは裏腹に、まさかのおれのちんこは、ぐんと反応を示していた。





 たまぎわじゃなくて下品なちんこの話になってもうた(´・ω・`)

140文字まとめ その3


  ゾロサンとエーシュラしか書かないのかと思うます。

久しぶりに140文字。バスクードさん。: エーシュラへのお題は『「そっと、指先を指先でなぞる」キーワードは「意地ぱり」』です。 http://shindanmaker.com/38363 ねくすと→


急速な空気の揺れに、エースはキョトンとシュライヤを見た。
「てめェなに触って‥」
ゆっくりと耳が赤らんでいく様子に思わず笑みが零れる。
「笑ってんじゃねェ!」
「いや、やっぱり男の指だなァ、おまえ」
「あァ?」
別段女っぽくもない指を見てこんなに欲情するのはなんでたろうと、エースは苦笑った。


ハマりだすと止まらないえしゅら: **時間以内に**RTされたら、エーシュラが学校で手を繋ぐ、切ない系な作品をかいてみましょう! http://shindanmaker.com/44825 ねくすと→


今回も手を繋いだのはエースからだったが、シュライヤは自分の意思で指先を絡めた。
エースが覗き込もうとすると視線を逸らす。
見んな、そう言ったシュライヤの声は震えていて、夕日が濃い影を落としていた。
「エース」
精一杯、落ち着いた声を努める。
「卒業おめでとう」
それはひどく、寂しそうな祝辞。


書きながら別パターンも浮かんだのでふたつ: ゾロサンへのお題は『「泣き顔で、両手を握り締める」キーワードは「廊下」』です。 http://shindanmaker.com/38363 ねくすと→


1.
泣いてんじゃねェよ、声は嗚咽でかき消された。
「ぞろっ‥ぞろっ」
サンジは駄々っ子のように首を振り、逃がすまいと手を握る。
「オトナになったら帰ってくる」
だから泣くなと、ゾロはその手を握り返した。
明日から隣の席が空くことも、ゾロがいなくなることも、サンジには受け入れられない現実だった。


2.
窓枠に着いた手を、握るように抑えつけられた。
熱くなる目頭をやり過ごそうと、肩越しに振り返って睨みつける。
しかしゾロは、だからなんだという笑みでサンジを見た。
「好きなんだろ、こーいうのが」
露出された下肢部に指が滑り、吐息を飲み込む。
ひんやりと冷たい夜の空気は、余計に熱を煽っていた。


エース×シュライヤには『攻めが酔っ払って、受けが子供化する、恐怖かつほっこりな作品』と言うお題が出されました。 http://shindanmaker.com/9055


エースの指先に絡まる髪は綿のように柔らかい。
二日酔いの頭痛と戦いながら重い体を起こした。
昨日までは自分と変わらない背丈だったシュライヤが、少年の姿で隣に眠る。
この城は奇妙な事が起こると世間でも噂される城だった。
ふと記憶の断片が頭を過ぎる。
吐き気を消すように、裸の少年にキスをした。


エーシュラには『攻めが怒って、受けがふたなり化しちゃう、18禁かつエキサイティングな作品』と言うお題が出されました。 http://shindanmaker.com/9055


触る箇所すべてにエクスタシーを感じてくれるらしい。
丸みを帯びた体、ふっくらとした胸に唇。潤んだ瞳。
それと、依然と変わらない男の部分が辛そうに張り詰めている。
「シュライヤ」
「んっ‥あっ」
「もう変なもん食ったりすんなよ」
どうしたら元に戻るかなんて考えながらも、エースは状況を愉しんだ。


エーシュラには『攻めが煙草を吸って、受けが惚れ直す、ラブラブな話、老人を登場させるべし』と言うお題が出されました http://shindanmaker.com/10416


火ィ持ってるかと聞かれ首を横に振った。
あれこいつ煙草なんか吸ってたかと、シュライヤは頭を上げる。
しかしエースはすでに、すぐそこの喫煙場所で老人に火を借りているところだった。
白とも灰色とも言いがたい色がエースの姿をぼんやりと浮き上がらせる。
煙の中に佇む姿を見て、思わず喉を鳴らした。


エーシュラでsnowteaさんにオススメのキス題。シチュ:旅行先、表情:「気恥ずかしそうに」、ポイント:「抱き締める」、「自分からしようと思ったら奪われた」です。 http://shindanmaker.com/19329


自分より忙しい時間を過ごしている男が全てを手配してくれて今に至る。
どうしたらお返しになるのかと聞いたら抱きしめてキスをというのが男の望みだった。
だからシュライヤは正面からエースを抱きしめて、躊躇いながらも次の行動を起こそうと必死。
結局、我慢できないエースに唇を奪われるのはお約束。


ゾロサンだけすとんする。: ゾロサンでsnowteaさんにオススメのキス題。シチュ:ホテル、表情:「目を瞑る」、ポイント:「お姫様抱っこ」、「相手にキスを迫られている姿」です。 http://shindanmaker.com/19329 ねくすと→


「もういいだろ」
男同士、ふわりでもない。
けれど少女漫画風に例えるならふわりといった感じでサンジは抱かれている。
早くベッドに下ろせと促すが、ゾロは嫌だと頑なだ。
まったく、奴の頭は少女趣味がすぎる。
これ以上キスを拒み続ければ無駄な時間が流れてしまうだろう。
サンジは観念して瞳を閉じた。





エーシュラの需要が増えたらいいのになぁと思う今日この頃

虫歯の話(ゾロサン)


 侵入してくる舌先が熱を持っていて、サンジは僅かな隙間から息をこぼした。しかしそれもすぐに遮られ、ぴったりと重なり合った唇は呼吸を許さない。ゾロの手はサンジの項に伸び、逆の手は腕ごと腰を抱いている。サンジはと言えば、口内を侵し歯を撫でるぬらりとした感触に意識を持っていかれそうになりながら、こうなった経緯を頭の中で思い返していた。



「てめェはいっつもいっつもあれだ、無愛想すぎてクソだな。ウマイとかマズイとか言ってみやがれ。マズイっつったら蹴り殺すけどな」
 買い出しから戻ったサンジは甲板で寝こけているゾロを見かけた。いつも通りゴミでも見るような視線をくれてやってから存在を無視してキッチンへ直行したが、サンジが戻る音を夢おぼろに耳に入れていたゾロは数分後サンジの元を訪れた。そして開口一番にメシとだけ言ってその場に座った。他のクルーが街で食事を済ませてくることは承知していて、ゾロが船番で昼飯を待っていることも承知して戻ってきたのだからそれは別にいいのだ。気に入らないのはその物言いで、毎度のことだがサンジの機嫌はマイナス方向に落下する。軽い手さばきでゾロの腹が満足するような食事を拵え、一方で口は喧々囂々、礼儀を欠くな思いやりの心を持て淡水植物、ぶつぶつ言いながらの作業も今さらではない。そんなサンジの作った食事をゾロはなにも言わず黙々と食べ続け、最後にごちそーさんとだけ言うのもいつものことだ。そして、それに対するサンジの反応が上記の言葉に繋がる。
「だいたい毎回毎回当たり前のようにメシが出てくることに感謝もしねェような男になんでおれがこんなクソうめェメシを、」
「おい」
 サンジの言葉を遮ったゾロは、湯呑みに目配せしてからサンジを見た。この期に及んでとカウンターテーブルを拳で叩き、ゾロの視線を怒りで遮断する。
「人の話ナンにも聞いてねェのかてめェ!」
「おい」
「自分で煎れろ。知るか」
「てめェ虫歯あんぞ」
「急須に湯注ぐだけ、……あ?虫歯?」
 聞き慣れないガキ臭い単語に表情が追いつかず、口を開けたままゾロを見る。ゾロの視線はサンジの口元に行っていて、なんとなく居心地の悪さを感じてサンジは口元を隠した。
「あるわけねェだろ、歯なんて痛くねェよ」
 舌を奥歯や前歯で噛んで確認しながらもごもごと言う。眉間に皺を寄せたままゾロへの視線は逸らさず、ゾロもサンジが隠している口元への視線はそのまま。見てやるからちょっと口開けてみろと、なんだか意外なことを言うゾロに、やはりサンジの腰は落ち着かず居心地の悪さが増した。
「ねェよ」
「てめェがさっきからバカみてーに大口開けて喋ってるときから見てんだよ、おれァ」
「あァ?勝手に見んな!」
「虫歯あんじゃねーか」
 思わず大口開けて怒鳴ったサンジに、ホラ見ろと指摘するゾロ。またババッと口を両手で覆ったサンジはそれでも幾分神妙な表情を覗かせている。料理人に虫歯なんてあってはならぬものだ。口内のほんのちょっとの違和感で味なんていくらでも変わってしまう。ゾロの言っていることが本当だとすれば、これは由々しき事態。街で食事中のチョッパーを至急船に戻さねばと考えるくらいには大事件である。
「仮にあったとして、痛くねェってこたァすぐ治んのか、これ」
「そのぐれェならうつせばすぐ治る」
「なに言ってんだ。虫歯がうつるわけねェだろが」
「てめェこそなに言ってんだ。虫歯がうつんのは常識だろ」
 昔、それこそ10年はさかのぼる昔に、サンジは一度だけ虫歯になったことがあった。手際の悪い町医者に抜かれた歯はまだ乳歯で、麻酔と言って打たれた注射からしてすべてが痛みだったのを覚えている。虫歯になったら抜くか治療しなければなくならない。サンジはそう思っていた。いや、今でも思っている。感染したら消えるなんてそんな手品みたいな面白いものじゃないはずだ。疑わしきはゾロだが、こんなくだらない嘘をつく理由はない。
「誰かにうつすことだな。まだ痛くねェならすぐ治る」
 腰を上げたゾロはサンジのそばへ来ると、まだ茶葉が入ったままの急須を手にした。先ほどまで火にかかっていたやかんは注ぎ口から僅かに湯気が出ていて、今さら沸かしなおす必要はないとふんだゾロはやかんのお湯を急須に注ぐ。大きく湯気を立ち上らせてこぽこぽと聞こえる音は、この秋島の冬季節にはひどく情緒があるように思えた。やかんの傾きを戻すと隣に立っていたサンジがやかんを受け取る。まだ口をもごもごと動かしながら。
「……虫歯か…」
「なんだったらおれがもらってやってもいい」
「あ?」
「礼儀を欠くなっつったろ。メシの礼だ。どうする」
 思いもしない申し出だ。申し出というか、この事態すべて思いもしなかったことではあるが、痛みを伴わなくても虫歯がなくなるかもしれないなんて都合のいいものが転がってるという展開に出くわしている。うーんと口先を尖らせひと唸り。いまだ虫歯がうつるというのは半信半疑なのだが、チョッパーに見せて削ったり詰め物するような痛い思いをするくらいなら、歯を抜かれようが折られようが痛いなんて言葉口にしないだろう目の前の男に被けてしまえば本当に本当に都合がいいのだ。しかもこの男がそれを自分から買って出る、こんな都合のいいことはそうそうない。
「い、いいのかよ」
「……あァ、構わねェ」
 なら頼む、そう言ったと同時にゾロの手がサンジの首根っこを掴まえる。そのままグッと引き寄せ、サンジが瞬きをする間もなく唇を塞いだ。そんな経緯。


 サンジが顎を引けば必然的に唇が離れ、二人の間に微かに見える白い息が冷えた冬の空気を強調した。こんな風に唇を重ね合わせるのは別に初めてではなく、だからと言ってしょっちゅうしてるというわけでもない。ただ、幾度か、そうなったことがあるだけだ。それに伴う感情云々もお互いの中でいいように解釈されている。
 ごくりと喉を鳴らしたサンジは唇に手の甲を押し当てながらゆっくりと顔を上げた。口内にはまだ、舌の感触が残っている。
「虫歯…」
「気になるんだったら見てくりゃいいだろ」
 ゾロは湯の入った急須を手にし、湯呑みの前に戻ると腰を下ろした。二煎目の茶はちょうどいい頃合いだろうかと、サンジはぼんやり思いながら肩を竦めて室内を横切る。扉のノブに手をかけると背後で茶をすするゾロを一度だけ振り返ってから外へ出た。
 外へ出れば室内よりも冷たい風がひんやりとサンジの体を包み込む。中も外も寒いのは変わらないが、やはり内側はそれなりの暖が取れる。後ろ手に扉を閉めたサンジは、胸ポケットの煙草を探った。歩むと同時に一本だけ抜き出して口元へ。ふと、自分が外へ出た理由を思い出してそれを改める。出したばかりの煙草をしまい、丸まった背を正すように深く深く呼吸をした。
 唇は冷たい。けれど口内はまだ熱く、思い出そうとしなくてもあの感触が蘇る。荒々しさも誘ってるようなねちっこい感じもなくて、ただ、熱くてもどかしいだけの。サンジは少しだけふくれっ面で、尖らせた唇の先をふにふにと指で摘んだ。男部屋の入り口の側、色分けされた歯ブラシを一瞥して鏡を見る。うっすらと頬が赤く染まっていた。寒さのせいだ、誰に言うでもなく自分に言い聞かせるように呟くと、あーっと大口で鏡を覗き込む。奥歯にも前歯にも、もちろん右にも左にも虫歯は見当たらない。ああ本当にゾロにうつっちまったんだなーなんてのと、あいつはウマイだのマズイだの言わなくてもメシは残さねェななんて思った。それと、いただきますとごちそうさまを、作ったサンジに必ず言うことも。口を閉じてぼんやりと、虫歯を被ってくれたゾロのことを想った。



 冗談だと言う機会すら失くしたゾロは案の定ダイニングでため息をついていた。歎息なのか、それとも茶を飲んだあとの"ほっと一息"なのか定かではないが、前者の方が確率は高い。それと、ありゃあ本物のバカだな、なんて気持ちもあるのかもしれない。実際、虫歯がキスで移るわけがないのはゾロだって知っているし、サンジがあそこまで鵜呑みにするとは思っていなかった。引きどころを掴み損ね、あれよあれよという間に自分が虫歯をもらう段取りがついてしまった。
 それともうひとつ、サンジに虫歯なんてないというのもため息の理由である。ただ、嘘ではなく冗談で済ますはずのことが思ったより長引き、唇を重ねるような結果になったことにため息は隠せない。真相を話せば完全に"嘘つき"呼ばわりだ。今ごろサンジは鏡を見て虫歯がなくなったと思ってるに違いない。そりゃそうだ。最初からないものがあるはずないのだから。
「……クソッ…」
 また面倒なことになったと頭を掻くが、それを起こしたのは自分である。誰を非難するわけにもいかない。ゾロは何度目かのため息をついた。と、ほぼ同じくらいにガチャリと扉が開いた。視線の先にはやはりサンジで、先ほど出て行った時と変わらずそこに立っている。虫歯はどうだったなんて聞けるような心持ちでもない。サンジから逸らした視線を湯呑みに戻したゾロは、軽い舌打ちをすると湯呑みの中をずずっと飲み干した。次になにか言ってきたら、とりあえず虫歯は嘘だと言おうと決めて。
「ゾロ」
 なんだ、と、相手の声にかぶさる様に声が出た。変に切羽詰った感丸出しの声に、サンジも首を傾げる。
「なんだよ」
「なんでもねェ。それより、おまえこそなんだ」
「あー…、その、な、」
 もごもごと口ごもるサンジはあーだとかうーだとかいらない声を発していた。しかし普段ならイライラして先を促すゾロも、今はその先を待っている。サンジはちらりとゾロを見て、咳払いをひとつ。あのな、と少し小さな声でぼそぼそと続けた。
「さっきの虫歯、返せ」
「……あ?」
「いいから返せ。おれが治す。チョッパーの治療はおれが受ける。自業自得ってやつだ」
 だからそれ返せ、俯いたまま側へ来る。座ったままのゾロを見下ろして、それでも前髪に隠れたせいで表情は読み取り難い。耳の仄かな赤さを都合よく考えていいものかとゾロは思った。まぁそれも、唇を重ねればわかることだ。ほんの数秒前までサンジに対して抱いた罪悪感のようなものが、目前の吉事のせいでそっくりと消え去っている。さっきの虫歯は嘘だったなんて、このキスが終わってから白状すればいい。ゾロは重なる唇に笑みさえ零した。







なんとなく終われたと思っておわり。麦茶さんと袴田さんが虫歯ネタしてたときに思いついたけど、すでに歯医者ゾロがサンジを診察椅子に固定するという話になっていたとかいないとか…

エロを書きたい(ゾロサン)


 手が服の中に入ってきて、ごつごつしてたりクソ熱かったりすると、あー女の子じゃねェんだなァなんて、一瞬心が萎れたりする。そんで、首筋に当たるさくさくした短髪は、やっぱり女の子のものじゃなくて、一瞬どころか結構長い間心が萎れたりする。
「なんだこりゃ、ベルト取っとけ」
 だけどその声にグッと腹の下辺りが熱くなるのも嘘じゃなくて、心は萎えても密着した体は正直と言うか、……なんだそのお決まりのセリフは。
「ゾロ…っ」
「あ?」 
「あちィ、」
 訴えれば目の前の男は渋い表情を見せて舌打ちをした。服に侵入していた手を抜き、ガシガシと緑の頭を掻く。一瞬の間を置いてサンジの肩の横に大きな音を立てて手をついた。安ホテルの古いスプリングなら壊れてしまっているような勢い。幸いここはそんな場所ではなく、──‥いや、幸いでもない、人がいなくなった深夜とはいえ普段は二人が向き合っている少人数用の教室だ。ゾロが手を置いたのは普段サンジが立っている教卓で、それだけでも二人が大分無茶な体勢でそうしていることがわかる。
「誘ってんだな、てめェ」
 だったら容赦しねェぞと、獣のように唸った。サンジが口を開いて何か言おうとすればすぐさまその唇を塞ぐ。
 ゾロの質問はいつも確認で、答えを求めてはいなかった。答案に書かれる解答にはすべてマルで、バツがつくのは消したあとすら見当たらない無解答欄。そんな曖昧な答えを嫌う男はそれほど優秀ではなく、どこか行きたい大学があるわけでも勉強が好きなわけでもないらしい。じゃあなんで塾なんか来てんだてめェというサンジの質問に返ったのは、おまえがいるからという至極シンプルで野暮ったい答えだった。その答えがこの関係を生んだと思えば、あながち間違いではなかったのかもしれないというサンジの思考も、十分野暮ったいのだけれど。
 乱暴に引き抜かれたベルトは無機質な音を立てて床に落ちる。しんと静まりかえった教室で、その音は空気を揺らした。頭をかすめた冷たい音にぼんやりと瞳を開くが、口内を攻める熱さにまたすぐ瞳を閉じる。飲み込めない唾液が口角を濡らし、相手の吐息の熱まで感じられるこの距離に、サンジはこれまでにないほどの高揚を感じていた。前を寛げられればスーツはだらしなく太股まで下がる。すでに屹立したそれは触れられるのを待っていて、サンジが乞うまでもなくゾロは望み通りのものをくれてやる。随分と粗野な手の動きは、ゾロも自分と同じくらい切迫しているのだと容易に感じることができた。ゾロの背中に回っていたサンジの手もシャツの裾へと伸びる。焦れったく、辿るように服の中に指先を侵入させた。唇や声と同じでその身体も熱く、だんだんと思考能力の低下するサンジの頭の中には"熱い"しか出てこない。唇を離せば漏れる吐息。赤ん坊のような思考能力の中、自身の内から上がる湿った熱とともにサンジはもっと、と、そう言った。
「ゾロ…、もっと…っ」
「クソッ、」
 自ら快楽を求めるサンジに、ぞえろ




おわり







何回もゾロをぞえろと打ってしまう中指の絆創膏が憎いのでおわります。男が女に言われて嬉しい3文字が「もっと」だって聞いたもん。